This Category : 読書

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2011.03.29 *Tue

八日目の蝉

八日目の蝉 (角田光代著、中公文庫)

を読みました。
今年の1月半ばのことです。

たいへん感銘を受けました。
そして、やはり号泣しました。「悪人」以上に。
1月にして早くも、
「2011年最も号泣した本」1位の予感。

昨年NHKでもドラマをやっていたようですが、私は観ていません。
来月、映画が公開になります。
(→映画公式ホームページ
永作博美好きだし、絶対観にいきます!


「優しかったお母さんは、私を誘拐した人でした。」
(↑オビのキャッチコピー)

今回は感想がとっても長いため、続きを読んでくださる方は
↓をクリックしてください
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2011.03.29 *Tue

悪人

悪人 (吉田修一著、朝日文庫)

を読みました。
昨年映画を観た後ですから、11月ごろでしょうか。

ラスト10ページで、バカみたいに泣きました。
「2010年最も号泣した本」堂々の1位。

↓あらすじ及び全体の感想はこちら
映画「悪人」の感想

映画が概ね原作のとおりだったので、大体の感想は同じですが
1点付け加えたいことが。

原作では、主人公・清水祐一の人となりを理解するうえで重要な、一人の女性が登場します。
この女性は元風俗嬢で、かつて、祐一は彼女のお客の一人でした。
彼女はしばらくの間、仕事の延長線上ではありますが、祐一と深く心を通わせていました。

すべての事件が終わった後の彼女の証言により、ラストで久代に対して祐一がとった行動の理由が、より鮮明になります。(映画だと、女性の証言がないため、この理由が若干ぼやけています。)
そして、読者は再びこの問いにぶつかります。
「祐一は、本当に悪人だったのか?」・・・

映画は
「誰が本当の悪人なのか?」
という点に焦点が当てられていましたが、
原作はどちらかというと
「清水祐一は本当に悪人なのか?」
という問いかけが大きいように感じました。


そんなこんなで、原作のラストは映画以上に号泣。
読み終わってからも20分ぐらい「思い出し泣き」してました。。。

映画も原作も、両方おすすめです!
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2011.02.04 *Fri

ゴールデンスランバー

ゴールデンスランバー (伊坂幸太郎著、新潮文庫)

を、読みました。
妹おすすめ作品。

ものすごく面白かったです!
細部まで、伏線の張り方など本当によくできた作品。

あらすじ。
仙台市内パレード中の首相が、衆人環視の中爆殺された。
そして犯人は俺だと報道されている。
なぜだ?何が起こっているんだ?俺はやってない――。
首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年、青柳雅春。
暴力も辞さぬ追っ手集団からの、孤独な逃走。
果たして、彼は濡れ衣を晴らし、もとの平穏な生活を取り戻すことができるのか?

現実世界とは異なる設定がいくつかあるのですが、
「これって現実として起こってもおかしくないかも?」
と思わせるリアリティがあります。
例えば、事件の2年ほど前から仙台市の街中に設置されたセキュリティ・ポッド。
要するに、監視カメラです。
こいつが、逃走中の主人公を監視し、映像だけでなく例えば携帯から位置情報を割り出したり、通話内容まで盗聴してしまうのです。
でも、これに近いことは、すでに現実世界でも可能ですよね・・。
ちょいと背筋が寒くなります。

この作品、プロットも見事なのですが、心温まる挿話も随所に配置されていて、
青柳の元彼女をはじめとする大学時代の友人たち、
元職場の先輩、両親などなど、
直接的または間接的に色々な人の助けを借りながら、ギリギリの逃走を繰り広げるのです。
主人公が弁明しなくても、直接助けを求めなくても、
「彼がやるはずがない」「彼ならここを訪れる」と確信し、手を貸してくれるのです。
日ごろの行いって重要ですね!

そういうわけで、ハラハラドキドキ、泣ける場面あり、文句なしの大作です。(長さも。)
エンディングも素晴らしいです。超おすすめ!


・・・ちなみに、昨年末2ヶ月間ぐらいの読書記録をアップしていません。
気が向いたら、リストだけ載せようと思っています。
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2010.08.10 *Tue

最近読んだ本

最近読んだ本の記録です。
ひとこと感想つき。

○風花(川上弘美)
 →読みおわって、時間を無駄にしたと思った。
○冷静と情熱のあいだ(江國香織)
 →切なくて良い作品だけど、前置きが長い。
○コインロッカー・ベイビーズ(村上龍)
 →面白いけど、破滅的すぎてどちらかというとキライ。
○庭の桜、隣の犬(角田光代)
 →びみょう。
○ちいさな幸福(角田光代)
 →いまいち。
○Presents(角田光代)
 →短編集。12話中、2話で泣いた。なかなか良し。
○夜をゆく飛行機(角田光代)
 →少し面白い。角田光代らしく、やはり今後の展開がハッキリしない終わり方だけど。
○ファザーファッカー(内田春菊)
 →あまりにも悲惨な話なので読んでいて辛い。
○ぼくは勉強ができない(山田詠美)
 →秀逸。こんな息子に将来育てたい。
○マドンナ(奥田英朗)
 →おじさんの心理が分かってまあまあ面白い。
○不安な童話(恩田陸)
 →途中まではすごく面白かったけど、種明かしの場面がいまいち。
  クリスティー手法を使うほどには、ストーリーが洗練されていない。

ちなみに、いま「ぼっけえ、きょうてえ(岩井志麻子)」を読んでいます。
それほどきょうてえ(怖い)ことはないです。

とりあえず今回はこのへんで。
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2010.06.02 *Wed

うつは薬では治らない

うつは薬では治らない (上野玲著、文春新書)

を、読みました。
今年の5月20日発行の、できたてほやほやの本。

著者は、自身がうつ病と10年以上闘っているジャーナリストで、現在も闘病中。
自身の体験をもとにした、従来のうつ病関連本とはひと味もふた味も違う、個性的な本になっています。

さて、本書の内容を書きますが、あくまでも、この著者の一意見ですので、鵜呑みにしないでくださいね。

本書はまず、一般的に知られている抗うつ剤のメカニズムに対して、待ったをかけています。
うつ病のメカニズムとして一般的な説は、「セロトニン仮説」と言って、
脳内の神経伝達物質であるセロトニンが不安定になって起こる、というものです。
現在、副作用の少ない抗うつ薬として一般的に使用されているSSRIは、そのセロトニンに直接働きかけるもの。
しかし、SSRIはセロトニンの安定性を高めるどころか逆に不安定にする危険性があり、
海外では、中等度や低度のうつには効果がないという報告や、
様々な副作用(感情の激化、妊娠中の服用による先天性奇形の増加等)
の報告もなされている、とのこと。
著者は、思い切って、SSRIの服用をやめたそうです。

そして、製薬会社と医師の癒着によるSSRIの普及とうつ病啓発キャンペーン。
これによる、うつ病患者数の(データ上の)増加。
おどろおどろしいことが書いてあります。。

しかしながら、とっても良いことも書いてあって、
「うつ病は、個体因と環境因がクロスしたときに発症する。
これまでの治療法は、円を描くように、元の自分に戻そうとするものだったが、
個体因と環境因が元通りになっただけでは、うつが再発する危険性が高い。
円ではなく、コイルのような渦巻き型を描く生き方を、医師とともに模索すべきではないか。」

これには、なるほど!という感じです。
私も、今よりももっとストレス耐性を高めないと、
職場に戻ったときに再発しかねないなあ、と思っていたところです。
人間、ずぶとくなくっちゃ。

本書は、タイトルからして「抗うつ薬を全否定!」してるかのように見えますが、
おそらくそういうことを言いたいのではなくって、
「うつ病の治療というのは、医者任せではダメで、患者が積極的に良くなろうとしなければならないんだよ、
そして、最終的には、完治というよりは、うつと共存する、という考え方が正しいのかもしれないね」
というメッセージが込められていました。

著者は、「うつコミュニティ」という患者会の代表もやっておられます。
興味のある方はどうぞ。↓
http://www.utsucom.net/
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プロフィール

ぱんぽん

Author:ぱんぽん
2008年から約3年間の病気休職を経て、2011年6月に職場復帰しました。感涙。
「ぱんぽん」は、飼っているコザクラインコの名前です。








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テンプレート配布者: サリイ  ・・・  素材: ふるるか  ・・・ 
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