This Archive : 2009年10月

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2009.10.31 *Sat

High and dry(はつ恋)

High and dry (はつ恋) (よしもとばなな著、文藝春秋)

を、読みました。

本の装丁・挿画がすごく子供っぽいし、タイトルに「はつ恋」なんてなんだかなあ、と思いながら読んだのですが、良い意味で!期待を裏切られました。

この本、私の中のよしもとばななベストワンかも!(ただし、今後ほかの本を読み進むに従い順位入れ替わりの可能性あり)

主人公は、14歳の少女、夕子。夢見がちで、ときどき、不思議なものを見たりします。
ある日、夕子が通っている絵の教室で、20代後半の先生(キュウくん)と彼女は、月下美人のそばから窓の外に走り去った緑色の小人と、空から降ってくる金色の粉を見ます。
ふたりだけに見えたことから、夕子はキュウくんに興味を持ち、ふたりは友だちになるのですが、一緒に時間をすごすにつれ、ふたりの年齢差は急速に縮まっていき、やがて・・・
という物語です。

テレパシーとシンパシー、そして少しだけファンタジーの要素が入った物語です。
親子愛もふんだんにつまっています。

この本を読んで、まず思ったのは、私は親と真剣に向き合ったことがあるかなあ、ということ。
たぶん、ありません。
私の妹は、親のそばに住んでいて、けっこう面倒をみたりしているのですが、私自身は、親との関係を過去の傷の一種だと思っていて、なるべく関わらないようにしてきたのです。
このままでいいのかなあ、じつは親には、自分が考えているよりも尊敬する点がたくさんあるのかもしれないのに、と、思いました。
・・・ここまで書いても、結局、何も踏み出さないと思われる。(苦笑。)

次に思ったのは、自分の初恋っていつだっけ、ということです。
純粋な「好き」という気持ちは、たぶん幼稚園のときに一緒で、何度か遊んで、小学校に上がって引っ越してしまった、「うちやまくん(漢字も知らない)」が最初です。
いやー、別にどうでもいい話ですね。

この本を好きだと思ったのは、テーマが「初恋」だからではなくて、
世の中には万人の眼には見えないものが存在しうることや、
家族の関係は自分が考えているよりも素敵かもしれないこと、
共通のことばを話す人は世の中にちゃんと存在していて、そういう人とは分かり合えること・・・
などを描いているからです。

さて、これで我が家のよしもとばななは一段落したのですが、
今日、ブックオフに行って、角田光代、三浦しをん、村上龍と一緒に、また、よしもとばななを新たに4冊買ってしまったのでした。。
ああ、森絵都を買い忘れてしまった。

よしもとばななとの生活は、まだしばらく続きそうです。
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CATEGORY : 読書

プロフィール

ぱんぽん

Author:ぱんぽん
2008年から約3年間の病気休職を経て、2011年6月に職場復帰しました。感涙。
「ぱんぽん」は、飼っているコザクラインコの名前です。








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